業務について④ | コラム 一覧 | なかのしまストーリー | 空調設備設計・電気設備設計・衛生設備設計の中之島設計

なかのしまストーリー

コラム

01

なかのしまストーリー一覧に戻る

業務について④

2025.08.26

最近は朝晩の気温差が激しく、夏の終わりを感じさせる日々が続いています。皆さま、体調など崩されていませんでしょうか。


建築設備設計でも、近年はやCADソフトや各種シミュレーションツールなど、業務のデジタル化が急速に進んでいます。図面や計算、情報共有までもが効率的に処理される一方で、私たちの作業にはいまだに「色鉛筆」が活躍する場面も多く残っています。


配管ルートの色別や積算業務の一部作業を手描きで行うとき等です。赤、青、緑の鉛筆を握って図面に向き合うと、童心を思い出します。指先に伝わる紙の質感、色の濃淡、それらは決してデジタルでは再現できないものです。


デジタルにはない価値が、アナログの中にはまだまだ息づいています。だからこそ、色鉛筆を手にするたび、初心を思い出し、設計という仕事の本質に立ち返ることができるのかもしれません。


秋の気配が少しずつ近づいてまいりました。皆さまのご健康をお祈り申し上げます。